今回の旅行に行く前からずっと、旅の栞には地図がないし、地名から地図上の
場所を調べるのは不可能に近いし(通り名は無数にあって分かってても素人には検索不能)、
添乗員には「場所を教えてくれ」と何度か頼んだのに「とりあえず現地に着いてから」
とか言われて不安を募らせていたのが、的中してしまった感じ。(この添乗員は「移動は
運転手にお任せする」というのがポリシーなのかなぁ)
確実な策は「コラシニ兄弟から印を付けた地図をfaxしてもらっておくこと」とか、
「教会は大学の敷地内にある」という情報を得ておくことで、これは、招待側の準備不足
でもあり、こちらの合唱団の確認不足でもあるが、そこに連れて行くべき旅行社の
添乗員が「運転手が場所が分かると言っているから大丈夫」なんてのんびりしている
のもよろしくない。(前日、集合場所でなんか口走ってましたよ、こんなこと)
これは、全員が少しずつ「誰かが分かっているだろう」という気分になっている
のだと思う。私は個人行動をとるために添乗員に色々確認したときに「この人に
地理的なことを聞いても全然駄目だなぁ」と早々と感じていたのだけれど、
恐らく添乗員側は「演奏旅行なんだから会場の情報は団員が把握していて当然」と
思っていたのかも知れないし、ブリュッセル、ブルージュ、このあとのアビニョンetc.
の観光地に関しては全部「現地スタッフ」にお任せであんまり細かいことを調べる
手間もかけていないと思う。
そしたらやはり旅の安全は自分で守る。ってことかなと思う。(この小さな迷子が
飛行機の時間に絡んだりしたら帰れなくなってしまうのだし)
[16:50] 今日も写真係りと言うことが判明し、カメラのセットを確認。
カメラが高い位置にあるので、残数カウンターが見えない。ちょっと心配。
[22:20] 演奏会終了。
感想は別紙で。
現代音楽な曲の受けは悪いが、最後には後ろの席の人は立ち上がって拍手して
いたりして、外人の盛り上がりは見ているこっちも嬉しい。
舞台裏にはラジオ局が来て録音していた。
曲の車には「Radio」としか書いてない。この辺に一局だけ?
録音機材はDATがTCD-D10Proが2台、1Uのデジタルリバーブ使用。
こんな残響だらけの教会の中ならいくらオンマイクだってエフェクターはいらない
だろうと思うけれど、使うのね、こっちの人は。
簡単なレセプションのあと、バスでパリ(リヨン駅)に向かう。車中泊。