5/16(水)
6:00モーニングコール、7:00荷物だしである。早い。モーニングコールを解除してぎりぎりまで寝ていたいと思うが実行には移していない。だいたい解除方法をフランス語で解読するのは面倒だし前夜はそんなことができる状態だったかどうかも定かではない。荷物を廊下に出した後(外国じゃホテルの部屋の中でも荷物を取られるのに気をつけろなんて言われるけど、こういう時には放置して大丈夫なのかね、不思議)、シャワーを浴びて、ぎりぎりに朝食を食べに行く。ちょっとぎりぎり過ぎたかもしれないが、どうせコーヒー、ジュース、ハムくらいなので問題なし。ロビーに集合した人の中では帰国後その日の夜にあるという益田の演奏会の練習案内が配られていた。ごくろうさま。
前日までの快晴とは変わって曇天。ずいぶんと都合のいい天気だ。
8:25居残り組(なぜアルトばかりなのだ?)に見送られてバスが発車。本日のアシスタントはわきもとさん、運転手は名前はかっこいいけど無愛想な(斉藤氏談)ピエールさん。わきもとさんはバスの中で道端の街のこととか車のナンバーの色のこととか話してくれてましたが何人が聞いていたことやら。だいたいアシスタントってガイドとは違うんだろうけど、何をしてくれる人なんでしょう。心残りはプロヴァンスにとって蝉がなんなのか聞き忘れたこと。
9時前マルセーユの空港着。ここでは荷物を自分で運ぶと聞いた気がするがポーターを呼びに行ってるとのことでバスの中で待機。荷物はまとめてチェックインということなので一旦自由時間になりそれぞれ空港内の売店などへ。お土産にはあまり興味がないのでさっそくビールを呑む。グラスを貰って席に座ってふと考えると16FFのところを15FFしか払ってない気がする。小銭をちまちまと15FFまで数えた気がするんだが店員も数えてたようだからまぁいいゃとそれ以上考えないことにする。そこへやはりビールを持った石丸と真美が来た。相変わらずこの人たちは朝からビールだ。
[今日のK崎さん]売店で小さいボトルを買おうとしているところに栗さんから「お前、オリーブオイル買うのか」 ワインだと思ったらしい。そのまま、お土産として渡さずに済んでよかったね。でもラベルくらい見て買おう。
さて荷物は結局各人でチェックインしなければならないことになりちょっと時間を取られる。手荷物検査を通ろうとすると何人か係のおばさんに呼び止められている。どうも大きい手荷物には赤い「CABINE」のシールを貼らなくちゃいけないらしい。でもチェックインカウンターじゃ何も言われてないし他の客はそんなの貼ってないのは大勢いるみたいだぞ。どうも係の人によって言うことが違うようだ。というかまじめにきっちりやる人といいかげんな人の差が激しいのだろう。待合ロビーの中ではまたもポケモンの放映中(録画?)。ポケモンはすでにベルギーとフランスを制覇しているらしい。
11:00発予定だが搭乗予定者が全員乗ったせいか10:55には動き始める。ただこの飛行機、動きだした途端バウバウって音が聞こえるんですけど。犬力飛行機か?A319は機内誌に出てたAIR FRANCEのFLEET(って船以外にも使うんだね)の中で一番小さい機体でL:30.0m,W:34.1m,142席。短い滑走距離であっさり浮いた。
[今日のK崎さん]クッキー or ピーナッツ?と聞かれて「チーズ」 それはスチュワーデスさんも困るね。
12:13着陸。窓には雨粒。まぁパリでは外に出ないからいいんだけど。
[今日のK崎さん]相変わらずのパチ夫君。田ちゃんに「それ、デジカメ?」と聞かれ、「ううん普通のカメ」
トランジットはDターミナルからFターミナルへ。空港内シャトルバスを待っているのでさっさと歩いたほうが早いんじゃないの、とか思ってたが結果的にはシャトルバスが楽で早かったようだ。でも一方通行だから一番遠い停留所なんだよね。
B D F
┌─────←──────────←─┐
│ │
└─→──────────→─────┘
A C (E)
前々日、前日のJAL組はマルセーユ→パリ便が遅れ、45分のトランジットに失敗しているそうだが、安保さん曰く「これだけの人数を空席で飛ばせば損するだけだから今日は遅れたとしても待ってて貰えます」。実際には予定より早く12:21ターミナル着で予定1時間のトランジットにあまり余裕はなかった。45分って勝率の低い賭だったんじゃないだろうか。あまり余裕はなかったがまだ持っていたBEF紙幣をFFに替え(なぜYENじゃないんだ)、階下の売店でHeinekenを買う。呑む時間はなかったので搭乗後サービスが始まるまでのつなぎということにする。
座席は最後部の3〜4列だったが、その前の2〜3列がガラガラなので適宜移動して楽に座る。13:30離陸予定は空港混雑のため結構遅れ、13:36動き始めるもしばらく滑走路上で留まり14:05やっと離陸。機体は747-400(L:70.67m,W:64.94m,391席)。離陸後かなり揺れて座席上の荷物庫扉が見える範囲で2ヶ所は開いていた。古い機体なのかな。日本語アナウンスもあるがハウリングがひどくて聞き取りにくい。
仏時間15:20飯。あまりうまくない。その後はほとんど活動せず寝る(といっても1,2時間程度づつの仮眠)。ビールのおかわりさえ貰っていない。
日本時間4:05周囲の客から歓声。窓の外に赤い太陽が見える。朝焼け状だが、ここは今どこで朝と言っていい時間なのかどうか分からない。また寝る。
日本時間6:30少し前?飯。甘ったるいがしょうがないかなど思って頑張って食べる。周囲では不満爆発だったらしい。
7:40ベルト着用サインが出て7:55着陸。安保さんの上の荷物庫扉が開いて荷物が降ってきた。幸い怪我などなかったようだが安全に関わるぞ>>AIR FRANCE。ってお客様葉書はないのか。
成田の気温は16℃。無事全員の荷物が出てきてゲート外で集合。ん?臨時代表がいない。関税の書類提出などしていたようで、ずいぶん買い物をして来たらしい。早く帰らなきゃいけない人がいるらしく(話を聞いていない)割とあっさり解散。9時をちょっと過ぎたくらいか。近くのJRカウンタ(?)で9:13のN'EX横浜行きを買う。と丁度そこへ真美が「すぐ帰るの?」 既に券がプリントアウトされていたけどお金を払う前だったのでカウンターのお姉さんに「キャンセルしてください」と告げて立ち去るのであった。
その直前、影山とそれじゃぁなどと言って別れたところだったのだけど、真美曰く影山がラーメンを食べたいと言っていた。真美、石丸が荷物を宅配便で送る手続きをするのを待って杉野夫妻、安保さんと合流。その時手を振りながら帰りかけていた影山はエレベータ前で突然Uターン。「何か食べに行くの?」といわけで空港内で食事をする7人。当初から「ラギョビ(ラーメン餃子ビール)でしょう」という声もあり(不満を爆発させていた人ですね)、ラーメン エビス亭という店を目指すが、店名に反してスーパードライだったので隣の店(名前忘れた。成?軒?成田のほにゃららって分かりやすい名前だねって話があったんだが)に入る(MALTS)。小1時間飲食して解散。N'EX横浜行きは1時間近くなく20分くらいでYCAT行きリムジンバスがあるのでこちらにする。所要時間を聞いたら90分とN'EXとほぼ同じで料金は安い。あとは横浜での乗り換えが楽かどうかだが、ちょっと歩くものの階段部分はすべてエスカレータがあり(ないのは東横線ホームのところだけ。東急さんどうにかしてよ)問題なし。ま、行きは道路事情で遅れるのが怖いから使わないだろうけど(TCAT/YCATのリムジンバスが遅れたらフライトを遅らせてくれるのかな)。というわけで13時前に無事帰宅。時差ぼけ云々は置いといて取り敢えず寝る。
- fine -