小林憲子

5月12日

 今日もピーカン!

 ブリュージュ観光なんてごほーびつきのベルギー3日目。

 ブリュージュは緑地地帯を通りながら旧市街の中へ。公園に足を踏み入れたとたん時間の流れ方がガクンと遅くなって、清涼な空気と、緑と石造りの建物と水と日の光が織りなす風景に、一同ため息と歓声の入り混じった声がでるばかり。こんな風景が家の近くにあったら毎日お散歩しちゃうなぁ〜。

 旧市街はなるほど観光地っていう賑わいなんだけど、ちょっと路地に入るとすっと人影もなくなり、ホントにまるでタイムスリップしたよーな錯覚におちいるかんじ。あまり生活感がなくって大きなテーマパークみたいな感じもすれば、歴史が(9月のコルンゴルドのオペラ『死の都』も関係あるって聞いたような気が・・・。)ぎゅっとつまったまま時間を止めてしまったかのような不思議な街でした。

 夕方は教会でコンサート。

 この日は埼玉から交換(こういう字でいいの?)留学でこちらにきてる高校生の男の子が聞きに来てくれてたそーな。お母様が「創る会」の会員だそーで、すごい偶然にびっくり。

 ベルギーの合唱団のみなさんと歌った『唱歌の四季』はちょっと忘れられないなぁ。コラシニ兄弟のピアノ、弟くんの鮮烈な指揮(clap!clap!)、教会でのMettasutta。

 先生、こんな機会を与えてくださってホントにありがとうございましたでした。

ノン・影 かわさきさん・なびかさん・おぐさん・ゆうこさん・やまぐちさん