えとせとら'96


栗山先生ステージに復帰('96.2.12)

  (注:本当の復帰第一弾は、宇都宮大学混声合唱団定期演奏会のアンコールでした)

 去る2月12日、西那須野の「那須野が原ハーモニーホール」で行われた
「宇都宮ジンガメルアカデミー」の演奏会に行って来ました。
 そこで、昨年から療養のためにお休みしていた、指揮者の栗山先生の様子を拝
見してきたのでご報告と感想などを書きます。

 まず、ステージで拝見した第一印象ですが、歩きかたはソロソロという感じで
入院前のような大股でずんずん歩く雰囲気とはとても違っていました。
 先生の指揮で聴いた曲は「白いうた青いうた」で、もともと大振りするような
曲目でないのですが、指揮ぶりは往年の大指揮者風…というか、とても小さな動
きでした。
 しかし後半、盛り上がった曲ではシャープな振りも少し拝見することが出来ま
した。
 手術では胸の筋肉にもメスを入れたとかで、そう思ってみるとあまり無理をし
て欲しくないという気持ちもありますから、曲が盛り上がるとちょっとどきどき
してしまいましたが、「ゆっくりとでも、いずれ以前のようにダイナミックな
表現をしてくれるに違いない」と明るいものを感じました。

 演奏内容については別途書こうと思いますが、「白いうた青いうた」の世界と
宇都宮ジンガメルアカデミーのまっすぐな声がとても合っていて気持ちの良いも
のでした。

                               ----*----

 終演後、団員の林さんにくっついて楽屋に潜入し(^^; 栗山先生を間近で拝んでき
ました。
 じつは、退院してきた栗山先生はヒゲを生やしていて、病気でやせたとかいう
以上に印象が変わりました。
 痩せたということに関しては、ステージで指揮をする後ろ姿からも(ズボンが
ゆるそうとか…)感じられるのですが、ヒゲは…賛否両論じゃないでしょうか(^^;

 「本当は椅子に座って指揮しようかとも思ったんだけど…」
 と仰っていましたけれど、確かに大変そうでしたが、客席のみんなに復活の様
子を見せられて良かったのではないでしょうか。

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 心臓の隔壁に穴があり「普通の人の2/3の血液で生きている」ということで手
術をなさったわけですが、それが「手術しましょう」となる前には、人の何倍も
エネルギッシュな方だと拝見していました。
 今はまだ回復途中で大変だと思いますが、手術も成功して、これからどんどん
回復なさっていくことと思います。ですから、

 「“人の何倍も*1.5倍”元気になってしまって手が付けられん!」

 というような、活躍ぶりを見せてもらえるのが、栗友会合唱団の演奏会の常連
客としての本当に期待するところです。
 早くバリバリのキレキレの演奏(^^; を聴かせてもらえることを楽しみにして
おります。何しろ1.5倍ですからね(^^)

                             からから!

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唐澤清彦